放射線単位換算
変換処理はすべてブラウザ内で完結します。データは送信されません
⚠️ よくある放射線換算器との最も重要な違いは、群をまたぐ換算を拒否することです。 Bq・Gy・Sv は3 つの異なる物理量です: · Bq(放射能・活度) は毎秒何回崩壊するか —— 線源そのものの性質で、距離や遮蔽は関係しません。 · Gy(吸収線量) は 1 kg が吸収したエネルギー —— その場所の物質が受け取る量です。 · Sv(等価線量) はその線量が人体に与える生物学的影響 —— 吸収線量に放射線荷重係数を掛けたものです。 これらの間に換算係数はありません。3 つを 1 つの換算器に入れると「1 Bq は何 Sv か」に数値が返ります —— 何の意味もないのに、答えとして扱われてしまう数値です。 なぜ混同されるのか:光子の照射では `Sv = Gy × 1`(光子の荷重係数はちょうど 1)なので値が一致します。中性子では係数が 20 に達し、活度と線量の間には「どのように被曝したか」が丸ごと挟まります。「1 Gy = 1 Sv」を一般則として使うと、正確さが要る場面で数十倍の誤りになります。 入力の単位を選ぶと、その群の中だけで換算し、残り 4 群が何を測るのか、なぜ換算できないのかを結果に並べます。すべてブラウザー内で完結します。
機能
- 放射能:Bq・kBq・MBq・GBq・TBq・Ci・mCi・µCi・nCi
- 吸収線量:Gy・mGy・µGy・rad・mrad
- 等価線量:Sv・mSv・µSv・rem・mrem
- 等価線量率:Sv/h・mSv/h・µSv/h・rem/h・mrem/h(ガイガーカウンターの表示はこれ)
- 照射線量:C/kg・mC/kg・R・mR
- ⚠️ 同じ群の中でのみ換算し、群をまたぐ数値は決して出しません
- ⚠️ 残り 4 群がそれぞれ何を測るのか、なぜ換算できないのかを項目ごとに説明
- ⚠️ 「光子では Sv = Gy × 1 なので値が一致する」という混同の出所も明記
- 群内の換算はすべて定義値(1 Ci = 3.7×10¹⁰ Bq、1 Gy = 100 rad)に基づき、測定誤差はありません
- `1e-6` のような指数表記に対応し、極端な桁でも 0 の羅列になりません
使い方
- 入力の単位を選びます(括弧内が所属する群です)
- 数値を入力します(1e-6 のような表記も可)
- 結果に同じ群内の換算と、他の群が換算できない理由が出ます
よくある質問
- 1 Bq を Sv に換算できないのはなぜですか?
- 同じものを測っていないからです。Bq は線源が毎秒何回崩壊するか、Sv は人体が受ける生物学的影響です。前者から後者へ行くには、放射線の種類とエネルギー、線源からの距離、遮蔽の有無、体内への取り込み経路が必要です。それらはベクレルの数値には含まれておらず、シーベルトは導けません。見積もりには線量評価モデルが必要で、換算係数では代用できません。
- ではなぜ「1 Gy = 1 Sv」とどこでも書かれているのですか?
- 光子(X 線・γ 線)の照射では成立するからです:Sv = Gy × 放射線荷重係数で、光子と電子の荷重係数はちょうど 1 なので値が一致します。しかし中性子では 20、α 線でも 20 になります。しかもこれは「吸収線量 → 等価線量」の一段だけの話で、放射能から線量の間には距離と遮蔽の問題が丸ごと残ります。一般則として使うと、正確さが要る場面で数十倍の誤りになります。
- ガイガーカウンターの µSv/h はどの群ですか?
- 等価線量率です。1 時間あたりの等価線量なので、Sv/h・mSv/h・mrem/h と自由に換算できます。注意すべきは、計器が示すのは線量率であり、年間の積算線量はそれに時間を掛けたものだという点です —— 0.2 µSv/h を 1 年間で 1.75 mSv になりますが、これは「胸部 X 線 1 回」と直接比べられる数値ではありません。
- 「照射線量」C/kg とレントゲンが別の群なのはなぜですか?
- 照射線量は放射線が空気中につくる電離量を測るもので、それ自体は線量ではないからです —— X 線・γ 線の線量測定に由来し、当時測れた量でした。照射線量から吸収線量へ行くには、照射される物質と光子のエネルギーを知る必要があるため、ここでも独立した群としています。1 R = 2.58×10⁻⁴ C/kg は定義値です。
- 換算の精度はどれくらいですか?
- 群内の換算はすべて定義値で、測定誤差はありません:1 Ci = 3.7×10¹⁰ Bq は定義として固定されており、1 Gy = 100 rad、1 Sv = 100 rem、1 R = 2.58×10⁻⁴ C/kg も同様です。したがってここの数値の最下位は信頼できます —— 注意すべきは換算ではなく測定の精度です。
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